日本の、いや、世界のトップクラスのエンターテイメントショーとはきっとこんな一夜のことを言うのだろうし、生まれて初めて心から好きになったアイドルが、はじめてライブを見ることになったアイドルのライブがケンティーで良かったと、心からそう思いました。
わたしがケンティーのことを知れば知るほど好きになった理由:生き様がカッコいいから、を見事なまでに体現してくれるライブで、ケンティーが次なる高みへ進むための盛大な儀式を見届けたかのような気持ちに。
「劇場版中島健人」(ケンティー本人の命名した映画館ライブビューイングの名称)を体験出来たことを心から幸福に思います。
映画館に入場した所、ちょうど劇場真ん中エリアのど真ん中! めっちゃいい席じゃん。スクリーンでは大画面でPVが流れています。うれしい~。両サイドのお客さんはそれぞれにライトスティック「IDOLICの魔法」を手にした男女ペアと女性のおふたり連れ。おお、U:nityさんかな。ペンラの本物見られて嬉しい~! かわいい! などと思いつつもまぁ話しかけることなどは当たり前になく、ぼんやりと待っていれば会場からの中継が繋がりました。おおー、満員だ。さて、どのくらい弾けていいのかな……とひとまずはエア手拍子で開演を待っていれば、まもなくしてオープニングの映像が流れ出します。
会場ステージ、両サイドに正方形・真ん中には縦長のスクリーンがあるのはインスタのリールを意識してるのかな。
まもなくして、スクリーンには映画風の映像が流れ出します。どうやら、発掘調査隊が遺跡を調べていたところ、三千年前の石版が見つかったそうです。そこに封印されているのが伝説のアイドル、IDOL1STケンティーなんだとか。
うん、事前に噂に聞いてたんでそこまでびっくりしない!笑
画面はやがて、ケンティーを三千年の眠りから覚ますための儀式を指示へ。なんでも、手に持っているライトスティックの光をスクリーンにかざすと封印が解かれるそうな。えっ、ユ●バのアトラクション?
ど新参で手ぶら参加のため、エアーで光をかざせば、ステージには古代衣装を身に纏い、片目を隠したマスケラを装着したケンティー&N's parformerが登場。
うわ、むっちゃくちゃカッコいい。三次元にこんな人が本当に存在するなんて有り得ないくらいカッコいい。太陽神ってこういうことなんだろうな。あまりのカッコよさに笑っちゃいそうになることなんてあるんやな、などとと思いながらステージを見守っていれば、しょっぱなオープニングナンバーはこれまた最高にドラマチックでカッコいい「SOL1ST」
ていうか知ってたけどケンティーってガチでマジで歌うっま! 声質に何というか他を圧倒的に寄せ付けない華がある。そして曲がとてつもなくカッコいい。ケンティーが一度歌い出すと、みるみるうちに世界が塗り替えられちゃうんだ。
ASIA TOURソウル公演が、本日より配信スタート📣
— 中島健人STAFF (@KENTO_Team_N) 2026年10月10日
3000年前の魂を受け継ぎし #IDOL1ST の召喚を見逃すな🔥
ASIA密着ドキュメントも、エピソード2話まで配信中です‼︎https://t.co/WNtRvHzYyx#中島健人#KentoNakajima pic.twitter.com/C6O8RRzDiK
公式様が動画を後悔してくださったのでご覧ください。文章だけでは「なんだよそれ?」となりそうですが、すべて現実です。
(遊戯王好きのお友達に「ケンティーは石版に光をかざすと3000年の眠りから目を覚ますんです。らいちゃん嘘ついてないよ信じて、動画あるから見てね」って言いました笑)
矢継ぎ早に曲は「IDOLIC」へ。やっべカッコいいすごい……本物のスタイリッシュとは何なのかを、嫌と言うほど見せつけてくれる。このすさまじいまでの演出力は一体何なんだろう。この自分自身を奮い立たせるアンセムは作詞:中島健人なんですよ。「中島健人」が「ケンティー」になるための魔法の呪文を唱えている楽曲だと思えばいいのかな。
いやそれにしたってとにかくとんでもなく曲がいいな!? 恐ろしいほどにどの曲もカッコいい。おそらく本当に音楽が好きで耳が良くて、古今東西の洗練されたエッセンスを自分の作品に落とし込む技術力に長けてるんだ。どれ一つ取っても「借り物」感なんて欠片も感じさせないんだから。
しかしまぁ、アイドルのパフォーマンスの肝はマイクの使い方なのかな、と思わせる程にマイク裁きがカッコいい! 手持ち・ヘッドセット・スタンドマイクと、楽曲ごとに変わるマイクに合わせてのアクションがとんでもなく刺激的だ。
特に序盤で圧巻されたのは、ヘッドセットで歌うケンティーの前にダンサーさんがスタンドマイクを手にして逆さに持ち、口元へと差し出すシーンでした。こんなこと出来ちゃうんだ! 圧倒的過ぎて一体何を見せられたのか、脳の処理が追いつかないぞ。
パフォーマンスは超一流、首筋を流れる汗の煌めきはSexy、とてつもない機敏な激しいダンスと共に歌われる歌は一切ぶれないのに、MCになると息が上がりながらもサービスたっぷりの愛に溢れたトークを繰り広げてくれるーーこれは極限まで心身を追い詰め、高みを目指す人にしか成し得ない表現だ。とにかく気迫が凄い。ケンティーってとてつもないアスリートでプロアイドルだと言わざるを得ないや。
MCでは、ここまで駆け抜け続けた10ヶ月に及ぶ長期公演のファイナルを韓国で行えることの感謝を、会場と中継で見ているファンの両方にすごく流暢な英語と韓国語と日本語の三カ国語で述べるケンティー。これは「海外公演だから」と拙い外国語で現地サービスをしてくれるのとは桁が違うぞ。あんなに忙しいはずなのにどれだけ努力家なんだ。それもすべては、自分の成し得たいステージのためには必要不可欠な「当たり前」なんでしょうね、ケンティーにとっては。(MCの1/3は英語と韓国語でした。努力と愛が半端ない)
いやあ、なんかもう「カッコいい」がゲシュタルト崩壊しそうにになってきた勢いでさっきから「カッコいい」の連呼ばっかりじゃねえか。とは言え、これはケンティーの引き出しのほんのごく一部なのを知ってるんですよ、となったところで一旦パフォーマーさんたちは撤収し、お色直しタイムへ。スクリーンには映像が流れます。
いちご王子ケンティーというかぶりものをかぶったケンティーの織りなす寸劇(?)という謎のシチュエーション(ファミマコラボで過去に発売されたストロベリージャスミンティーかな)を経て、スクリーンには我らとのデート中にいちごドリンクを飲むケンティーが登場。あまあま展開からの俺様系彼氏な決め台詞を次々に繰り出すケンティーを前に、画面に浮かび上がる字幕は「モラハラ」「令和だぞ」などの冷静な突っ込み。これはラブコメドラマで毒舌キャラを長年演じてきたケンティー自身へのカウンターなんだね、きっと。時代によって価値観もフィクションに求められる「非現実の癒やし」も変わるよねって話なのかな。
(余談ですが、後日SNS上で「あのいちごのかぶり物だけは何なのか理解に苦しんだ」「ケンティーはボーボボも好きだから」というやりとりを見ました。なるほど!?笑)
お色直し後、ステージにはピンクのギラギラスーツ(これが似合うのがすごい)姿のケンティーが登場し、シリアスでダークだった序盤の世界観からは一転してのキラッキラのアイドルチューンへ。
徹底した偶像を演じることはある意味、悪魔に魂を売っているとも言えることなのかも。そう思えば、我らへと銃口を向け、愛を解き放っていたケンティーの色彩がこのまばゆい色に切り替わることにもどこか納得せざるを得ないというか……。しかしまぁ曲のテイストがここまでがらりと変わってもとにかく見事に名曲しかないよね。どの楽曲も圧倒的にポップでキャッチーで喜びに満ちあふれてるや。ど新規でペンラを持っていないこともあり(ライブ後にやっと決意して買いました)、胸の高さで手振り&マスクの下でのやや控えめなコールに励みます。
え~~~それでも楽しい~~~! 次はもっとちゃんと憶えて全力でやりたいな。やはり現地に行くしかないのでは!? となっていれば、とどめとばかりにセトリは「最初はキュン」へ。えっ、スクリーンのケンティーとバキュン☆しあうのちょう楽しい。笑
コールの声こそほぼ聞こえませんが、皆さんスクリーンのケンティーときゅんじゃんけんをしているのが見えるや。この一体感がたまらなく楽しい! ひとりでおうちで映像を見てるだけでは味わえないもんね。
続くMCでは、韓国への愛を語るケンティー。韓国の食べ物も文化も大好き。20年以上前からK-POPにも強い関心があり、韓国初のエンターテイメントには深く影響を受けたのだとか。(続く韓国語のMCでは東方神起やSHINeeの名前が聞き取れたので、どうやらアーティスト名を上げた上でリスペクトを語ってくれたよう)
それだけ思い入れのある地でこうして二日間のライブを行えるのがどれだけ嬉しいことなのか、本当にひしひしと伝わってくるや。ここまで開催地へのリスペクトと愛を語ってくれるなんて、現地ファンはどれだけ嬉しいんだろう。ケンティーはつくづく愛の人なんだね。
ここで披露されるのは、韓国のドラマ主題歌のカバー。現地の言葉を見事なまでに憶え、現地のファンを沸かせ、現地語の楽曲を完璧に歌ってみせる……いやあ、どんだけ他国へのリスペクトとプロ意識が高いんだこの人は。
アイドルこそが天職、ステージに立つことこそが生きる喜びの集大成と言わんばかりのケンティーはそれでも、意味深な言葉を残してステージを去ります。「もし僕がアイドルじゃなかったら」
星の輝きの消えたステージでは、スクリーンに映像が映し出される。そこにいるのはホストのケンティー。コールに字幕が付いてるってことは我らがするんですね? ホストケンティーにシャンコが出来るなんて、すごい世界線に着たぞ!?
全力でフロアを沸かせ、姫に愛を囁くケンティーの輝きはホストクラブに留まることなく、アイドルにスカウトされてしまう。
やがて歌のお兄さんになったケンティー、タクシー運転手のケンティー、寿司職人のケンティーと、次々に「違う世界線のケンティー」の運命が繰り広げられるのですが、どの世界に転生してもケンティーはアイドルにスカウトされてしまう。ケンティーはどんな仕事を選ぼうがいつだって全力投球で人を喜ばせ、楽しませることに心から生きがいを感じる「アイドル」の星の下に生まれた人だから。
それでも、ステージにはどこか不穏な言葉が落とされる。「本当にこれでいいのだろうか。アイドルになるということは、『普通の幸せ』を失うのと同じことなのに」と。
映像がフェードアウトすると、ステージ上にはアジアツアーで披露された新衣装を身に纏ったケンティーが登場。ここで披露されるのが最新曲「鬼事」
自らに課せられたものがたとえ呪いにも似た宿命なのだとしても、そのすべての業を背負ってみせる。時に理不尽に思えるような過酷な運命が降りかかったのだとしても、それらすべてを祝福へと変えてみせる、と言わんばかりの圧倒的なパフォーマンスに「とてつもなく凄い物を見てしまった」と圧倒されていれば、続くセットリストは盟友キタニタツヤとのユニットGEMN名義で制作された「ファタール」
鋭利なナイフのように空気を甘く切り裂くキタニ氏の歌声が鳴り響く中、不在の存在へと思いを重ねるかのように一人でステージ上で舞い踊り、歌う姿はひたすらに圧巻の美しさでこちらを魅了してやまない。
GEMN=宝石が輝くには研磨されなければいけない。狂おしい程の渇望に身を焦がされながらステージで歌い踊るこの美しい人の放つ輝きはまるで、容赦なく身を削ることで発生する痛みに耐えながら放つ、宝石が砕け散るその瞬間の最も切実な光なのかもしれない。
わたしがケンティーのことを本格的に好きになった理由はいくつかのインタビューを見聞きし、「生き様がカッコいいと思ったから」なんですが、パフォーマンスの外側はもちろんのこと、ライブ本編の中で、ここまでありありと自らの内にある信念を見せつけてくれるとは思いもしなかったから本当にびっくり。
もちろん、曲を聞いているだけでも驚くほどに切実で赤裸々な内面の吐露は感じられるんだけれど、映像越しとはいえ、いまこの瞬間に目の前で繰り広げられているパフォーマンスは、究極までに磨き抜かれた信念の結晶化のように見えたんです。こんな奇跡のような瞬間に出会えることを知っているからこそ、ライブという演目にこんなにも惹かれるのかな。
やがてステージのスクリーンに映し出されるのは5箇条のお約束。
そこで我らへと告げられるのは「人間は皆本音と建前、相反する感情を抱きながら生きている。ここではそのすべてを解放し、本能のままに振る舞ってみせろ。建前を捨て、本音を晒せ。己を解き放て」と言った旨のメッセージ。
おお、これはきたぞ! 今回のアジアツアーから追加され、話題沸騰となったSexyZone時代の椎名林檎さんからの提供曲「本音と建前」だ!
かつてグループ5人で歌った楽曲を、パフォーマーたちを従えながらたった一人のステージで歌うそのさまは、過去から現在へと橋渡しを行っているよう。そして、30代という円熟期を迎えたケンティーの渾身の「Sexy」が投下されるわけですが……これがもう、本当に恐ろしいほど素晴らしかった。鳥肌が立つかと思う程に。
ステージを共に盛り上げてくれるN's Parfomerにはキュートでセクシーな女性ダンサーもおふたりいらっしゃり、中盤ではかなり大胆な絡みのシーンもありまして……いやあ、本当にめっちゃドキドキした。簪や煙管といった小道具を効果的に使った演出と艶めかしい楽曲、独創的な和装衣装で歌い踊る様、そのすべてが渾然一体となった時のパフォーマンスの純度がまるで、良質な短編映画を見ているかのようで。
日本人は性質的にエロス=いかがわしい・後ろめたいこととして下世話な物として消費しがちではあるんだけれど、本来的にはセクシーとは健康的な魅力のことであり、むやみやたらに忌避されるべきものではないんだよね。パフォーマンスとして昇華された「Sexy」は美の真骨頂であり、中島健人という人間の生き様のひとつだ、と言わんばかり。
自らに課した「Sexy」という代名詞をたった一人のステージでもここまで体現出来ることを示してくれるとは。なんだかとてつもないものを見せられてしまったぞ。これはグループ時代から追い続けている人にはたまらないものがあるはずだ。
ここで思い出すのは、序盤の演出で披露されたステージ上の花瓶から深紅の5本の薔薇を取り出し、歌いながら客席へと投げるパフォーマンス。
赤い薔薇を投げ終えた後のケンティーが手に取るのはこれまた5本の青い薔薇。これはどう考えても、5人のSexyZoneからソロ活動という、ケンティーの辿った時間の暗喩として捉えちゃうよね。これが、これこそが劇場版中島健人!(※ケンティーが自身のラジオ番組エヌトワで今回のライブビューイングに冠した名称)
そうか、ケンティーは現地会場に集まったU:nityたちだけではなく、全国の映画館とお茶の間のテレビの前に集まっている皆にリアルタイムで行われるこのショーの目撃者であり、共犯者になることを望んでこのステージを繰り広げているんだ。本当に大袈裟ではなく、これはただのライブ中継ではないんだ。いま正に、過去の歴史を背負いながら新たな地平をめざして踏み出していくIDOL1STの物語なんだ。
(断定系で語ってしまうのは余り良くないことなのは承知していますが、にわかファンにそこまで思わせてくれるケンティーって凄くないですか、という意味で捉えて頂ければ幸いです。)
#中島健人 ASIA TOURソウル公演が、10/10(土)よりHuluにて見逃し配信決定!
— 中島健人STAFF (@KENTO_Team_N) 2026年10月7日
大歓声を浴びた新衣装でのパフォーマンスを一部お届けします🌟
ASIAドキュメント番組も配信中‼︎https://t.co/7JLgCtJbnC#本音と建前#KentoNakajima pic.twitter.com/XViJnbloi7
進化したSexyを見せてくださる公式様の大判振る舞いをどうぞ。
切実さと痛みと狂気を孕んだ圧巻のステージ本編はこれにて終了。現地では退場アナウンスが流れているみたい。これが流れたら日本では「おまえら帰れや」の合図だと思うんだけど……客席から聞こえるのは「ピカレスク」のサビのフレーズの大合唱。えっ、ケンティーのアンコールって歌で呼び出すんですか!?
逆風だらけの状況からのリスタートの中、自身を鼓舞し、奮い立たせるアンセムとして送り出されたのであろう切実な痛みが、身を粉にしてでも光り輝こうとする「愛」のメッセージがU:nityたちがステージに輝ける一番星を呼び戻すためのフレーズとして繰り返されるーーなんていう奇跡のような美しい景色なんだろう。
気づけば涙がこみ上げてくるのを拭いながらステージ上を見守っていれば、ノースリーブの黒い衣装に着替えたケンティーが登場! 見事に鍛え抜かれたお体の美しさを見せてくれます。
ケンティーってベビーフェイスだから(真珠の耳飾りの少女に似てるな、と個人的には思います。頬や唇がふっくらしていて、女性的なあどけなさの中に無垢な色気があるところが)ガタイの良さとお顔のかわいさをアンバランスに感じるほどなんだけれど、それもまた美しい。生ける芸術品だ。
ここで満を持してとばかりに披露されるのは全編英語詩の「Frequency」この最高難易度と言わんばかりのパフォーマンスを、全力を出し切ってヘトヘトであろうはずのアンコール1曲目に持ってくることに溢れんばかりの自信を感じちゃうや。まだまだこんなものじゃないよ、って見せつけてくれるみたい。
最高にカッコいいパフォーマンスの後は、これまたとびきりキュートなMC。
ケンティー「Frequency、一緒に踊る?」
U:nity「むりー!」(即答)
ケンティー「俺とリハしたら?」
U:nity「やるー!」
ケンティー「俺のリハは超厳しいよ? でもその後は甘いかもね?」
フロアを沸かせるのが上手すぎる、さすがのIDOL1ST。
ていうかこれだけの観客と会話が普通に成立するのがすごくない? U:nityたち、ケンティーのこと大好きすぎてマジで可愛いし、ケンティーのU:nityへの信頼と愛がすごい。
そしてダンプラが満を持してアップされました。笑
続くのは、一転してキラキラまばゆいアイドルソング「Candy」これは19歳のケンティーが作詞した記念すべき楽曲で、今もなお歌い継がれ続けている「ケンティー」の不滅のテーマソングなんですね。
当たり前に思春期特有の葛藤や照れもあったであろう中で自らの愛称を盛り込んだLOVE KENTYコールを入れた楽曲を生み出したというのがあまりにもまぶしくて美しすぎる。そして本当にめちゃくちゃキラキラしていて美しくて温かくて、間違いなくこの人にしか歌えない楽曲なんだよね。
これはきっと、前人未踏のアイドル史を歩んできたケンティーのいままでとこれから、その両方を支え続けてくれたお守りのような大切な曲なんじゃないかな。でしたら、ど新規ライト層ですが心を込めて叫びますよ、この為にチケット取ったんやしな。「LOVE KENTY!!!!」(周りみんな静かなのでちょっと恥ずかしかったですけど、控えめにがんばりました笑)(隣のお姉さんはライトスティックをくるっと回すふりで応援されていました)
キラキラの笑顔で弾けるように大の字ジャンプ(最高に可愛い)し、一度ステージを去るケンティー。再び現れた際には、白いTシャツとジーンズという「等身大の中島健人」を思わせるようなお姿で登場。(闇遊戯と表遊戯って呼ばれてて笑いました。笑)
「色々なことがあるだろうけれど、ケンティーがいるから大丈夫だと思ってください。いつでもそばに居るから……居させてください」
余りに美しい愛の言葉を皆が噛みしめるようにじっくりと受け止める中、どこまでも進度の高く美しい、U:nityへと捧げる愛の歌「Uni:verse」で本編は終了。(現地ではトリプルアンコールがあったようですが、中継はここまででした)
ぴったり二時間の「劇場版中島健人」はこうして終幕を迎えたのでした。
本当に凄かった、素晴らしいものを見せてもらった。これはIDOL1ST ver2.0の完成計を見せつけた上で、やがて訪れるであろう新章「3.0」へのプロローグだったに違いない。
生まれて初めて好きになったアイドルが、初めてコンサートを見たアイドルがケンティーで本当によかった。深い感動と余韻に浸りながらわたしは家路に着き、ファミクラ様の通販にて、ようやく意を決してIDOLICの魔法を注文したのでした。
"IDOL1ST KENTY" ASIA TOUR 2026
— 中島健人STAFF (@KENTO_Team_N) 2026年10月4日
🎧10.04 TOUR FINAL SETLISThttps://t.co/lgavG3uLrk#中島健人#IDOL1ST_Kenty pic.twitter.com/088YzXeQbw

これは前日に初めてお邪魔したファミクラストアで買ったブロマイドと撮った記念撮影。
わたしの前のお姉さんはおけんと様(ぬい)とお写真を撮られていました。かわいかったなぁ。
ここからは語りきれなかった余談など
・アイドルのコンサートは通常のMCを挟みつつノンストップのステージとは違って、余興を挟みながら進むスタイルなのが面白くて新鮮でした。
ケンティーはソロアーティストだから場の空気を先導するのは当然本人なんだけれど、共にステージを作り上げているN's Teamへの愛と信頼がひしひと感じられるところが見ていてすごく温かかったや。youtube企画を1.2本見ただけで感じる空気感の心地よさがパフォーマンス全編に溢れていて、あらためてこの人は愛の人なんだなぁと思った次第。
・中盤、ケンティーがステージ上で「ビジュをなおす」とハンディ扇風機を顔に当てながら身だしなみを整える場面ではパフォーマーのKojiさんが登場。「コール動画にも毎回出てくれてるからみんなお馴染みだよね。韓国バスキングにも同行してくれたKojiです」紹介するケンティーの言葉は、なんだか誇らしげであたたか。
ケンティーの支度の間、ケンティー譲りの巧妙なトークで客を煽りまくるKojiさんの口から飛び出した決め台詞はお馴染み「セクシーサンキュー」これには、我らもケンティーも思わずにっこり。
・余興タイムでは現地ならではのミニゲームも披露。スクリーンに映し出されるハングル文字はどうやら、韓国語の早口言葉のようです。これを間違えずに言えたらご褒美がもらえるんだって、どうする、どうなる?
→1回目、無事クリア! 油断していれば、どうもまだこれはジャブに過ぎなかったようで何と2回目には倍以上のそれはまぁ複雑な早口言葉が出て来たぞ!? しかしケンティー、どうにか無事にクリアしてしまう! さすが!
ご褒美にと出されたかわいらしいいちごとひよこ(ちいさなひよこと大きなひよこが二つ並んだデザイン)のケーキを前に、小さい方のひよこを丸ごとフォークで掬い、ぱくっと一口で食べるケンティー。一口が大きいところ、本当に可愛いよね。笑 でもって食べ方がちゃんと綺麗なんです。わんぱくだけれど上品っていうのがこの人の魅力なんだろろうなぁ。
続いて、いちごのケーキも、と薦められたことからフォークを手に取るケンティー→咄嗟にくるりと腕を回して我らがケンティーへ「アーン」しているかのような構図でぱくり。
この機転の利かせた方がまさにアイドル。
・カメラはステージ全景を捉えるものと、ステージ上でケンティーを間近で捉えるものとが場面ごとに切り替わる驚きの神仕様。これによって「ただライブを追体験している」のではなく、ステージに肉薄するカメラ越しの映像でしか見られないケンティーを体験出来るんです。これぞまさしく劇場版中島健人2026だ。
会場に集まったファンは勿論、映像越しにライブを見守る観客すべてを虜にして見せると言わんばかりにカメラ目線でふんだんなファンサービスを行ってくれる姿はアイドル界の生ける伝説としかいいようがない。すっげーなおい。(思わず言葉が雑になるレベルの感動)
・本編終了後、スクリーンに映し出されたのはアジアツアーの密着ドキュメンタリーのダイジェスト映像。(これは後にHuluで配信されたものですね)
こうした「裏側の苦難」を隠すことなく見せていくのがケンティーのスタイルで、そこに強く感銘を受けたところはすごくあるんだよね。
「偶像としてのアイドル」をここまで演じきって見せられる人なのだから、そういった困難を見せないという選択肢だって選べる。「本音と建前」の本音を語る場所なら、FCなどの有料会員向けコンテンツに絞ったっていい。それでも敢えて、渾身の思いで向き合った楽曲は勿論、無料でアクセスできるインタビューでも生々しい傷口を晒すような発言を臆せず口にし、舞台裏のドキュメンタリーまでを見せてくれる。「生き恥を晒すこと」こそが自身の届けたいエンターテイメントの真骨頂だと思う人の覚悟がここにはあるんだ。なんてカッコいい人なんだ。
・わたしはケンティーがインタビューで「アイドルというフィルターを通して自己表現をすること、音楽を作ることが本当に好きだからアイドルの音楽に触れたことのなかった人にも自分の作品が届いてほしい」と言った旨の発言をしていたのを読んだときに泣いちゃったんですよね。「アイドルの音楽」に積極的に触れることがなく(うっすらとした好感どまり)、この数年の新たなアイドルブームにも特に強い関心を持たないままでいた中、本当に生まれて初めて微課金オタクになろうと決心したアイドルがケンティーだったから。
あなたの才能はここにいるひとりの音楽好きを振り向かせたよ、素晴らしい作品を送り届けてくれて本当にありがとう。
・思えば、わたしのケンティーへの印象は
お名前とお顔は一致しているし、「セクシーサンキュー」もなんとなく知っている。グループのことやドラマなどでの俳優さんとしての側面はほぼ知らないけれど、ネットで目にする数々の逸話からうっすらとした興味と好感は長年あった→ソロになったこともSexyZoneからtimeleszの進化の件もよく知らなかった(タイプロという番組名だけは聞いたことがあった)→SNSでしょっちゅうケンティーがバズるようになり、「ケンティーとそのファンダムが巻き起こす現象」をきっかけにパフォーマンスや人となりを好きになった、という経緯でした。「潜在的な好き」がはっきりとした好意に実るまで長年かかったというわけですが、自身の内面の変化も含めて「機が熟した」ってことなのかな。面白いや。
思えば、いま熱心に追いかけているミュージシャンも「存在は知っていたし、曲も聞いたことがある」→「10年後にふと思い返して活動を追うように」ってケースだったんだよね。Life is FUSHIGIで人生ってワンダー……。
ご静聴誠にありがとうございました。IDOL1ST 3.0のケンティーにもまた会えるといいな。




